夏至
早くも、この6月21日が今年の夏至でした。1年で日の出から日の入りまでが一番長い日。2日間、山陽道をバス旅行してきました。広島県福山市の鞆ケ浦海岸は、瀬戸内航行のむかしからの拠点だったとのこと。古い中心の町には、石畳が敷かれ、古い造り酒屋の建物も重要文化財に指定されて、きちんと保存されて公開されていたり、いろんな古い店があったり、なかなか趣きのあるまちなみでした。
1000年以上前に建てられた福禅寺の窓からは、向かいの仙酔島がまじかに見え、ご住職の方言交じりの説明は興味深いものでした。正月はこのあたりから、初日の出が出てきて、夏至にはこのあたりから太陽が出る。月はこのあたりからでて、太陽と出会うとか。
一幅の絵であるといったことでした。あわただしい日々の中で、太陽や月や自然は大きな動きの中で、ゆったりした時を刻んでいるのだと思ったことです。
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