郡山南-橿原北
奈良県は、南北の道路の整備が大幅におくれていて、なにしろ不便です。多くの人が不便をかこっています。観光に来る人も、奈良市と橿原間20キロが、たいへん不便な道路であると実感されるでしょう。はっきりいって、いままで1時間くらい見ておかなければなりませんでした。これでは、観光するにしても仕事でもたいへん不便です。
奈良の道路整備状況はたぶん、宿泊可能数で全国最下位クラスと同様、最下位クラスではないでしょうか。なぜ、こんなに遅れているのでしょうか。吉野の奥のほうは、昭和30年ころから国土総合計画とかいって、ダムやらりっぱな橋や道路やトンネルなどがつけられた印象があります。
そんな中、郡山南-橿原北の間は、高架道路が開通しましたので、用事もあり、はじめて走ってきました。高架道路は無料で、走ってみると10分くらいでしょうか、8キロくらいをあっという間に走り抜けることができました。確かに便利です。が、こんな道路が今頃ようやくできるとは、数十年遅れてできたような気がします。
ただし、郡山での一般道路と高架道路の接点あたりの信号では、渋滞していました。また、道路が載っていない、巨大な支柱が何本も立っていて、へんな風景です。いつになれば西名阪国道と接続されたり、さらに奈良市や京都府木津町まで延びるのでしょうか。
産業面、観光面、生活面からいっても一刻も早い全線開通が、奈良県の浮揚のために望まれていると思います。
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