町なかでの卒業論文発表
23日、奈良女子大学の学部や院生の卒業の論文の要旨の発表が、もちいどのセンター街のイベントスペースでおこなわれました。実に20数グループの発表がありました。商店街の研究から、明るさ、安全性の問題、子を持つ親への商店街の対応、古い街並みへの地域住民のかかわり、正倉院の衣類のデザインの現代的な生かし方、平城京の頃の街並みの研究、吉野の観光の受け入れ、などなど。学生さんたちの熱心な研究発表は、つまるところ、奈良の地での歴史的、文化的、学術的な考察であり、立体的な研究は、おなじ奈良という場所にあって、おなじところを深く研究されているのではないか、というように、思いました。
24日は、奈良女子大も卒業式とのこと、それぞれの研究を、また今後も大学で、就職先で続けていってくれる様子でした。なにより、奈良の研究をしてくれて、町において地域の人たちに研究発表してくれる場があり、学生さんたちも、先生方も、地域の人たちもともに喜び合える、良い研究発表だった思います。
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