この12日ある会合で藤原奈良市長の「今年の奈良市」というお話を30分間聞いて来ました。また13日には直接お会いしてきました。概略を箇条書きでお知らせします。おなじように奈良市のHPや「月刊奈良」でも藤原市長の考えは述べられています。 http://www.city.nara.nara.jp/ykoso/
・市民に参加、協働してもらう社会。そのための諸施策。・きびしい財政状況。国も地方も。・過去に学研都市、明日香とバブルのよい時代に担当した。・市はこのままいくと、来年度数十億の赤字になってしまう。・三位一体という事で、縮小され、地方で意思決定できる部分もあるが、いずれにせよ、行財政改革は待ったなし。・質的に変えないといけない。・1200の事業の見直しをしている最中。その10%は民営化、民間委託としたい。・奈良市はほんとうにおおやけがすることに絞込みたい。・以下まちづくりの視点に絞り込んだおはなしを・年初から雰囲気的に全体的には景気回復基調の論調、地方にすぐくるかどうかはわからないが。
・奈良でも目に見える形で・JR奈良駅、連続立体化事業が本格化・平城宮跡に大極殿が平成22年に向け建設中・遷都1300年祭、計画作り、協議会も正式に立ち上がった。・3月には京阪奈新線、駅周辺整備・奈良の大きな空き地にも動き・あやめ池の計画・ドリームランドも今後注目される・胎動している時期としたい。
・ソフト面ですが、中心市街地活性化研究会ということで8商店街が、ちがいをこえて今動きつつあると期待をこめてお話になられました。
・国際文化観光都市ということで世界でもまれな都市。しっかりした方向へ。・選択と集中。・やはり、誘客がだいじ。そのしかけ。環境の整備・たんなるパンフレットの作成ではなく、奈良の露出度が大事。・昨年秋の正倉院展は東京でおおきな露出。その結果23万人の動員ができた。・しっかりと考えたい。ターゲットを絞ることが大切。・熟年、とくに女性・文化、人のつながり・外国人観光客・各種団体、学会とか。JCの全国大会1万人とか。国際会議。・修学旅行ももう一度しっかりアピールする必要性がある。日本の歴史の奈良はいまそれにふさわしいところ。とくに中学生に。・しくみ。雑誌やツァーこーすにとりいれてもらうこと。・入り込んだ取り組み。・各地の教育委員会へのPR ・東京駐在のもと民間のかたによる、具体的な活動をしてもらう人選中。
・その際もって行くもの。売り込みするもの。・「奈良ブランド」をしっかりつくることがたいせつ。・たとえば「奈良町」をさらにブランド化。・奈良のお寺はそれ自体ブランド。・宿泊も大事。・JR駅に日航、100年会館とランできるような、さらにあたらしい大規模なホテルをつくりたい。・さいごに、三条通の拡幅工事も進められつつある。・市民のみなさんに参加してもらい、協働してもらう社会といいましたが、市民の皆さんにどんどん参加していただきたい。と結ばれました。
来週から、スペインのトレド、フランスのパリ、ベルサイユなどにでかけられ、木造建築物の歴史的遺産の奈良市ということで国土交通省などとの共催で、奈良市のPRをしてくるとのことでした。
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