東大寺公慶上人
奈良国立博物館の資料室長の西山厚先生のお話をうかがう機会 がありました。「今年は東大寺の公慶上人の300回忌の年です。 奈良がさかえていまあるのは東大寺の公慶上人のおかげなのです。 12月3日からの展覧会には36万人きてほしい。」ということでした。 ともすれば、正倉院展のみがクローズアップされやすいですが 奈良国立博物館のプログラムはなかなか豊かなものなのだと 感じたしだいです。12月3日きょうからはじまります。以下は案内文です 特 別 展 「東大寺公慶上人」 東大寺の大仏殿は戦火で2度焼失し、現在の建物は宝永6年(1709) に完成したものです。鎌倉時代に再建された大仏殿がふたたび 焼失したのは永禄10年(1567)のことで、大仏の頭部も溶けてし まいました。そののち両手や肩などは修復されますが、木製 銅板貼りの仮の頭部を付けた大仏は、大仏殿がない状態で 百年以上の歳月を過ごしました。その大仏を復興したのが 公慶上人です。公慶上人は勧進帳を作って諸国を歩き、 大仏復興を成し遂げます。続いて大仏殿の再建に着手 しますが、その完成を見ることなく、宝永2年(1705)に58歳で亡くなりました。 奈良は全国から大勢の参詣客を迎えるようになりました。 現在のような観光都市奈良は公慶上人が基礎を築いたとも言えます。 しかし公慶上人の名はほとんど知られていません。本展は、①大仏殿炎上 、②公慶上人、③江戸時代の奈良、の三部構成で約110件を展示するもので、 公慶上人の生涯とその行実の全貌を明らかにする初めての展覧会です。 公開講座 |
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