まちかどの展覧会
きょうは全国的に秋晴れとラジオで伝えられていますが、奈良の空も雲ひとつなくという表現のとおり、さわやかでおだやかな秋晴れです。朝、商店街を歩いていて、今いろんな会館やギャラリーで、展覧会がおこなわれていますが、ふとその展覧会のひとつに入りました。秋はいろいろな形容詞で語られますが、芸術の秋もふさわしい表現だと思います。いろいろなものが実る季節だからでしょうか。秋の日差しを紅葉しつつある、木々のあいだから感じるのも気持ちのよいものです。その展覧会は、奈良公園のあちこちを多く描かれた水彩画がならんでいました。「奈良公園はほんとうにたくさん描くところがありますよ」という話し声も聞こえました。水彩画で実にうまく濃淡に遠近をつけられた、すがすがしい展覧会でした。
当方の店の2階のギャラリーも奈良シルクロード博覧会の年、1988年にはじめましたからはやくも18年目になります。とくに春秋など当方でも企画したり、あるいは借りていただいてつぎつぎと展覧会をしていただいています。いまは、じゅうたん展であり、4日から、油彩と日本画の母娘展をしていただきます。大いに楽しみな展覧会と期待しています。奈良公園や社寺、博物館や美術館のすばらしさに隣接した奈良の中心市街地に、いろんな展覧会のスペースがあったり、楽しめるスペースがもっとできていったら良いのではないかな、と思います。
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