旅の人とのちょっとしたやりとり
奈良のまちかどを歩いていると女子中学生が5,6人ほど地図を上に向けたり下に向けたり、話し合っていたので、すこし行き過ぎたのだが戻って「どこへ行くの?」と聞いてみると、元興寺へ行きたいのだとの返事であった。ちょうどその方向へ途中まで行くので「この先の信号を越えて50メートルいって右側ですよ」と説明して、一緒に歩き出した。
「どこからきたの?」と聞くと「和歌山市から日帰りでバスで社会見学にきました」とのこと。つい聞かれもしないのに、説明するとおせっかいに思われることもあるし、年頃の女の子と話するのも昨今ではへんなおじさんと言われかねないので、なかなかむつかしいのですが、彼女たちは「奈良の人は親切やなあ」といってくれました。そして途中出あった友人には「きょうは先生か」とひやかされもしましたが・・・。
知らない町で、地図を持っていてもいちばん肝心なのはその方向を知ること、方向が反対にいったら、どんどんあてはずれにいってしまうのは経験から良くわかること。それが自然に「ありがとう」といってくれる中学生とのほんのささやかなやりとりではあったけれど、さわやかな奈良の秋空のもと、おたがいに気分のなごむものでした。
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コメント
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地元の人とのふれ合い、それが旅の一番の楽しさですね。
観光客に親切にする事がその人に「また ここに来たい」という気を起こさせ、
観光地の活性化に繋がって行くのではないでしょうか。
投稿: エスニック料理 | 2005年10月21日 (金) 04時07分
地元の人とのふれ合い、それが旅の一番の楽しさですね。
観光客に親切にする事がその人に「また ここに来たい」という気を起こさせ、観光地の活性化に繋がって行くのではないでしょうか。
投稿: エスニック料理 | 2005年10月21日 (金) 04時07分