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2005年10月18日 (火)

スーパーいそかわの再生法申請!!

奈良県北部を中心に15店舗を営業している、地元スーパー「いそかわ」が民事再生手続きを申請して、「県内、今年最大の倒産」「負債総額50億円」「老舗スーパー集客力低下で」という活字が毎日新聞奈良版ではつたえている。奈良市の中心市街地にある近鉄奈良駅前の小西通りの奈良店はパケットに改装、鴻池店も最近パケットに改装したばかりだ。

かつてやすらぎの道の中央郵便局(現在、奈良市観光センター)の北隣に活気のある店いそかわがあった。そして小西通りに進出、もちいどののマインズが1983年頃オープンと同時に出店(数年前に退店)、鴻池のもと結婚式場の春日殿あとにも鴻池店ができたのをぼんやりと思い出す。

「競合店の相次ぐ進出で集客力が低下」とあるが、11月20日に閉店を決めたという「ダイエー奈良店」がなくなり、いそかわ、ビッグなら、中村屋など地元系が地域住民の「台所」として期待されていたところである。昨日の新聞で「つぶれたら困るからダイエーで買ってあげてほしいという」市民2人のアンケートへの答えも紹介されていた。安いからといって、つぎからつぎへと、買いに走る地域住民は、結局、大事な地元の店をつぶしていくことになっているのではなかろうか?昨今、市場の競争原理が一番正しいとの、論調が幅をきかせているが果たして、そうなのだろうか?

どこかでも読んだが、少しくらい高くても(仕入れ量が少なければ仕入れ価格は上がるのが通常だから)その地域になくなっては困るという、地域住民の支え、応援が、われわれはえぬきの中小零細店には欲しいと思う。

当面営業続けながら再建をはかるとの報道だが、地元のなくてはならない、「いそかわ」さんの再建を応援したいと思う。もしなくなれば、それこそ毎日の食料品を歩いて買いにいける店が、ますます減っていって果たして良いものだろうか?

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