天気予報の結果は?
台風14号が過ぎ去り、台風15号が発生したようだ。台風情報とかニュースを聞いていて、もどかしいのは、あまりはっきりしたことを言わないことだ。海のそばで、ヘルメットをかぶった若いアナウンサーが、ずぶぬれになり、絶叫しているのが、台風報道だとテレビ局は思っているのではないだろうか。これはニュースのワイドショー化だと、友人は指摘していた。本当に必要な情報は、自分の居場所、行き先の今後を正確に知りたい、であってオーバーな中継ではないはずだ。アメリカのハリケーン以上の規模だとさんざん脅しておいて、九州通過日本海へというルートをたどったのであった。今後、「天気予報とその結果」、といった情報があったほうが良いのではなかろうか。それは、国の予算委員会ははなばなしく中継されるのに、決算については、あまり報道されないのと同様である。テレビは視覚的に訴えやすいメディアなので、たとえば、大切な選挙も劇場化して伝えやすいのだが、映像の垂れ流しではなく、必要な正確な情報を、「予報と結果」あるいは「原因」「理由」というものを提供してもらいたいものだ。
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