年令差と男女差
今回の選挙で、大きく議席を減らした民主党は小差で新しい代表に43才の前原誠司氏を選出したという。43才は、政界では若いといわれている。当然われわれ団塊の世代から一回りくらい若い年令だ。しかし、イギリスのブレヤー首相もしかり、かつてのケネディ大統領も就任はそのくらいであったと聞くと、たまたま日本の政界がなかなか若返りが進まなかったということかもしれない。あたりまえの話ではあるが、年令は下のものから見ると十分上であり、年令の上のものから見ると下なのであるが、それ以上に、まだ彼らは若い、いや若すぎると否定する向きが多いようにも思う。要はどれだけやるか、ということであると思う。同じように、女性だから、マドンナだ、女同士の闘いだといった、とらえ方も選挙中よく見られたが、男女の差をあまり強調しすぎた次元でとらえるのもどうかと思われる。もっとも女性だからと最大限のPR効果をねらう向きもあるようだが、日本でもたしか人口比率で女性のほうが多いし、平均寿命も高い。大いに、女性の進出は歓迎したいと思う。かつて、商店街の講習会に女性講師を招いたところ、聴衆がほとんど男性なので、もっと女性の出席をと、アピールされていた。しかり、商店街のおかみさんパワーにも大いに期待したいと思う。そして年齢差、男女差、を越えて、より多くの力を発揮することができたら、良いのではないかと思う。そして、きょうは中秋の名月、天気も上々だが、満月を見たいものだと思う。
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