季節感覚
誰もが、それぞれに、季節の切れ目とか節目をもっていると思う。日本では、正月が1年の大きな区切りであろう。4月も新年度の始まりであろう。そして、9月が2学期の始まりとして学生とくに中学高校のときは感じたものだ。水泳部に所属し、夏休みはほぼ毎日午後から水泳の練習ではなかったろうか。ふと、夕方まで泳ぎまくって、そよ風が吹き、虫の音が聞こえる頃、「今年もよく遊んだなあ、宿題も勉強もしなかったなあ、もうすぐ9月か」と寂寥感に襲われたことを思い出す。今は、台風も2つ上陸し、選挙騒ぎもあって、220日も早や、すぎた。敬老の日は、いつ始まったのであろうか?毎年9月15日と、感覚が身につき始めたこのごろ、今年は19日だという。このあたり、季節感覚から言うと実に残念だ。ハッピーマンデーという政策により、年によりころころ変わるようになってしまった。たしか勤労者が、中期的に休んで、遠くへ旅行をしやすいようにといった理由だと記憶する。当方、自営業者は、暦のようには休めないので、そのあたりの感覚はつかみにくい。が、多くの人は有効に活用されているのであろうか。観光地、奈良へのプラスの影響はどんなものであろうか?季節感がうすらいでいく昨今、鳥取から20世紀なしが送られてきた。味わって、季節感覚を取り戻したいと思う。
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