奈良国立博物館では、お水取り展が始まりました。お水取りにまつわる仏典や仏具、衣装などが展示されています。また20分間のビデオ映像も興味深いものです。
また帝国奈良博物館の誕生の図面や模型、片山東熊など関係のひとびとが紹介されていました。
その建物が現在、なら仏像館ですが、いま重要文化財の吉野山の金峯山寺の二体の金剛力士像が展示されているとの報道でした。
二体の金剛力士像も修復されてちょうど展示されているということです。金峯山寺の仁王門が今修復中であり令和10年の修復完成まで展示されるようです。
二体とも5メートルあまりの全高で、東大寺の南大門の仁王像に次ぐ大きな仁王像といいます。天井まであとわずかという大きさで、また見事なものです。
以下は奈良新聞より拝借。
また古代中国青銅器(坂本コレクション)の青銅器館も公開が再開されています。
奈良国立博物館のホームページです→https://www.narahaku.go.jp/
修二会、お水取りが近づいてきました。
東大寺の筒井寛昭長老の講演が先日ありました。
一般社団法人 奈良地域デザイン研究所の村内敏雄さんからの報告です。(写真も村内さんからいただきました)
3月1日から奈良のケーブルテレビKCNで放送されるとのことです。また3月2日から7日まで再放送されるということです。
1月24日、
奈良地域デザイン研究所・市民フォーラム「お水取りからみた奈良の歴史」を、東大寺の本坊で開催いたしました。
東大寺筒井寛昭長老からの、詳しくお水取りから奈良の歴史を詳しく説明していただきました。
今回は無観客での開催でしたが、KCNで収録しテレビで放映されます。 又、これをDVDで奈良市内の小中学校へ配布し、子供たちの「世界遺産学習」に役立って欲しいですね。
2部は、筒井長老の作詞された「ならにおもえば」の歌の演奏がありました。
この様子は朝日・読売・毎日新聞社に掲載されました。KCNは3/1(月)16時に放送されます。再放送は6回あります。
主催は、一般社団法人 奈良地域デザイン研究所です。
京都・南座で喜劇「お染与太郎珍道中」が27日まで公演されています。奈良市出身の奈良市観光特別大使でもある、八嶋智人さんが渡辺えりさんと出演しています。八嶋さんとは小学校から高校まで同窓です。しかも中学高校時代、奈良女子大学附属中学高校で水泳部だったというつながりがあります。八嶋さんは水泳部長であり自由形の選手であったということです。お誘いがありましたので見に行くことにしました。
〈追記)
京都・南座へ。前はよく通っていますが中に入るのは初めてのことです。
開演前。緞帳です。
このあと開演前までに、1つおきの席がほぼ埋まっていきました。
第1幕は11時開演、江戸、大磯、箱根、12時35分まで。休憩25分。第2幕は1時開演、大津、京都、2時終了しました。
主演の八嶋智人さん、渡辺えりさんおふたりの熱演。そして共演の皆さんも熱演でした。
八嶋さん二役していました。
演技にストーリー、大道具、小道具、音響にいろいろな仕掛けもあり、とても面白い舞台でした。
2月はじめから東京・新橋演舞場、そして27日まで京都・南座と長い公演、お疲れさまです。
やまとびとからのオンラインツァーの案内です。
奈良文化財研究所のエース馬場基さんのオンラインツアーbyやまとびとが3月5日にあるそうです。なんと無料です。
3/5オンラインツアー
『嗚呼、エキサイティングな平城宮跡!』
木簡にみる天平びとの“ツイート“
参加費:無料(申し込み制)
幾度の遷都に疫病の流行、政権争いなど激動の奈良時代を当時の人々はどのように生き抜いたのか。平城宮跡の遺物の中でも、木簡は天平びとのリアルな声が記録されています。木簡を中心に、奈良文化財研究所の馬場氏のユニークな解説や平城宮跡の映像や写真を通じて、目には見えない土の中の奈良時代を感じ、オンライン上で平城宮跡を旅します。
また、「木簡研究者のお仕事紹介」や「おもしろ木簡ベスト3」など、木簡初心者の方でも楽しんでいただける内容でお届けいたします。
ツアー当日は、気になったことや疑問に感じたことがあればチャットを通じ直接質問ができるなど講師と双方向にやり取りすることができます。皆様ふるってご参加下さい!
主催:平城宮跡にぎわいづくり実行委員会、奈良県、奈良市
◆講師プロフィール
馬場 基 氏(奈良文化財研究所 都城発掘調査部史料研究室長)
1972年東京都生まれ。東京大学文学部卒業、同・大学院博士課程中退。現在、独立行政法人国立文化財機構・奈良文化財研究所都城発掘調査部史料研究室長、京都大学大学院人間・環境学研究科客員准教授。専門は日本古代史、木簡学。発掘調査に携わるとともに、古代史の研究・出土文字資料の研究から、日本史全体の研究や東アジア史研究など、幅広いフィールドで活躍している。主な編著書に、『平城京に暮らす』(吉川弘文館)などがある。
◆開催日時
3月5日(金)19:00~20:30
◆参加費、お申込み先
参加費:無料(申し込み制)
お申込み先:https://tours.yamatobito.net/o-210305/
お申込み期限:3月4日(木)正午まで
最近、奈良市の以下のホームページでいろいろな地図情報がパソコン、スマホから見ることができるようになったということです。
→https://naracity.geocloud.jp/
奈良市地図情報公開サイトの概要
概要
「奈良市地図情報公開サイト」は、奈良市の地図情報を公開すると同時に、道路損傷等(穴ぼこ及び街灯不点灯)の情報を市民の皆さまに投稿いただき、安心安全とサービスの向上を図る為のポータルサイトです。
シンプル版
基本機能のみを利用いただける、初心者向けのバージョンです。当ページではこのシンプル版の使い方について説明します。
高機能版
シンプル版よりも高度な分析が可能な、熟練者向けのバージョンです。
印刷をする場合は、高機能版を利用してください。※印刷できない地図の場合は、印刷ボタンが表示されません。地図上の「高機能版で印刷」または「高機能版でPDF印刷」ボタンをクリックすると、高機能版に遷移します。
内容や使い方は十分わからないのですが、いろいろMAP情報が得られそうです。
1月に半藤一利さんが亡くなられました。ときどき読んでいた半藤さんの本を、もういちど読み始めています。『昭和史1926年から1945年』を読み終えたところです。
ちょうど保阪正康さんの「半藤史観」過ち反省する良心を守る、という記事を読みましたのでアップします。
いわく、半藤史観とは、「三角すい」にたとえるとわかりやすい。
見える三つの三角形は、
事実の探究・・・実証主義的に史実を確認すること
平易な文体・・・誰にでもわかるように語ること
市民の視点・・・戦争で犠牲になった人の目の位置を決して崩さない
そして見えない底辺には、半藤さんの戦争体験がある。
▽史実を確認するのは人間と人間との真剣勝負である
▽半藤さんのふたつの言葉を紹介されています。
ひとつは、日本人の賢明さの証を示すことだ、反省する良心を守ることだ
もうひとつは、二度と戦争をしないと誓ったこの国は戦後守っている、そのための昭和史研究なのだ。
(以下クリックすると拡大します。記事は奈良新聞より拝借)
西暦と元号の早見表を作ってみました。
ダウンロード - e8a5bfe69aa6e383bbe58583e58fb7.xlsx
(画像をクリックすると拡大します)
奈良県文化会館の国際ホールで2月21日(土)、ワールドシップオーケストラ~奈良公演2021~が開かれます。
13時から、16時からの2回公演です。
大人500円。中学生以下は無料とのことです。
くわしくはホームページをご覧下さい→http://world-ship.org/orchestra/
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代表の農澤さんのメッセージです。
ご無沙汰しております、農澤です。相変わらず元気です。
近況ですが、葛城市の小学校にて演奏したり(密を避けて4公演)、奈良を代表する映像作家保山耕一さんの上映会に参加させていただいたり、奈良の山奥の村おこしプロジェクトに関わったりしています。
大学院の入試の時に、執拗に「僕は奈良の文化を変えたい、良くしたいんです」と言って教授陣に笑われました(うちの大学は神戸ですよと)。卒業して5年以上経ってもその気持ちは変わらず、海外に行けない今こそ、しっかりと日本の芸術文化のあり方と向き合う良い機会かな、と考えています。
そして、今週末の日曜日、ワールドシップオーケストラとしてコロナ後、初となる国内演奏会を奈良県文化会館にて行います。
自分の幼少期、親が「この子は絶対に泣きませんから」と言って無理やりプロオケの公演を聴かせてもらったり、幼稚園にヴァイオリンを弾きに来てるおばさんを見てヴァイオリンを始めたりという経験をしました。それらの機会があったからこそ、こうして音楽を専攻し、オーケストラの代表を務めることになったと思っています。
数ヶ月前、6歳から大学4年までヴァイオリンを習った師匠と電話しました。自分の今の仕事は、プロ奏者への夢を諦めて辿り着いたものとも認識しています。しかし先生は、僕の仕事に対して、この活動に対して「誇らしく思う」と伝えてくれました。
6歳の時に敬語も使えず、礼儀も知らず、一から楽器を教えてくれた師匠が、やりたい放題生きてきた自分に対してそのように伝えてくれたことが、本当にうれしかった。
だからこそ、僕は今、改めてこの仕事に誇りを持って、奈良の子どもたちに本物の音楽を届けて、音楽を通して人生を豊かにしてもらいたいと、そう願っています。
コロナの逆風は未だ止むことなく、公演を中止にすべきだとの意見も多数もらいました。
しかし、私たちには音楽を届ける責務があると考えます。芸術を生業にするか否かに関わらず、ココロを豊かにする芸術文化は、不要不急の贅沢品でもなんでもなく、人々の生活の中に脈々と流れ続けなければならないものだと思っています。
長くなりましたが、もしお時間のある方はお越しください。最大限のコロナ対策を施した上、今の自分たちにできうる最高の音楽をお届けします。
詳細、お申込みは以下より。
http://world-ship.org/orchestra/21nara/
今年は、聖徳太子1400年御遠忌の年です。4月3日から5日、法隆寺では大講堂前にて大法要が予定されているとのことです。
月刊「ならら」1月号でも特集されています。
また川嶌一穂さんは12月の「美ビット見て歩き」にも紹介されていました。
最近、厩戸王(うまやとのみこ)は実在したが、「聖徳太子」の存在は虚構だと言われ、教科書からその名が消えるらしい。その昔「聖徳太子=十七条憲法、冠位十二階…」と習った者としては、「えーッ」と驚くばかりだが、本当はどうなのだろう。
古代史で困った時は快刀乱麻の東野治之さんに聞いてみよう、という訳で『聖徳太子―本当の姿を求めて』(岩波ジュニア新書・2017年)を手に取った。
氏は「十七条憲法は太子が作ったと見ていい。が、政治的な実権はあくまで蘇我馬子にあり、太子は中国や朝鮮の書物を調べたり、制度を立案したりする立場だっただろう。仏教への理解は非常に深く、法隆寺に長く伝わり現在御物となっている「法華義疏(ほっけぎしょ)は、太子の著作であり、さらに自筆の原稿と見るのが妥当だ」と語る。法隆寺金堂釈迦三尊像銘文や「法華義疏」解読の道筋は、ミステリーを読んでいるかのようにわくわくした。
長らく積ん読で読んでいなかった、東野治之著の「聖徳太子」を引っ張り出して読みました。
『聖徳太子 ほんとうの姿を求めて』という岩波ジュニア新書です。880円+税。
裏表紙には以下のように書かれています。
誰もが知っているのに、謎だらけの存在。聖徳太子。偉人か、ただの皇子か。「聖徳太子」か「厩戸王」か・・・。彼をめぐる議論は絶えません。いったいなぜそんな議論になるのでしょう。問題の根っこを知るには、歴史資料に触れてみるのが一番。仏像、繍帳、お経、遺跡などをめぐり、ほんとうの太子を探す旅に出かけましょう。
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先日の大立山祭の講演でもおすすめの本に上げられていました。
◆聖徳太子の遺産 ~遣隋使から遣唐使まで~
講師:奈良女子大学 准教授 河上 麻由子先生
川嶌一穂さんの美ビット見て歩きは、1月休みでひさびさ奈良新聞に載っていました。「鬼滅の刃」です。昨年からコミックや映画でたいへん流行しています。全23巻を購入したとのこと。解説を味わいました。
美ビット見て歩き 私の美術ノート *91 川嶌一穂
集英社ジャンプコミックス 吾峠呼世晴著『鬼滅の刃』全23巻。アニメ映画『鬼滅の刃 無限列車編』
写真 東京の節分飾り。柊、豆殻と、鰯は煮干しが1匹。
昨年の後半くらいから「キメツ」と言う言葉を耳にするようになり、「何だろう?」と思っていたら、本屋さんの入口に「『鬼滅の刃』全巻セット限定5部発売」というコーナーができていたり、新聞に全面広告が掲載されたりして、漫画と映画の流行ぶりを実感した。本紙昨年12月30日付の、能楽とのつながりを語る林宗一郎師のインタビューも面白く拝読した。
極め付けは今年のお正月。親しい近所の小学生に「おばあちゃん、大正生まれ?」と聞かれ、お母さんに「すみません、鬼滅に夢中なもので」と謝られた時に、これは今までとは違う社会現象だと興味を抱いた。
遅ればせながら、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」を見に行ったが、何とも凄惨な戦闘シーンが一杯なのだ。その合間合間に回想の場面が挟まれていて、それでストーリーが分かってくるという構成で、この怖がりの老人にとっては実に緊張を強いられる時間だった。
同時に単行本全23巻も入手して読んだ。こちらも戦闘シーン満載だが、本なので恐ろしい所は読み飛ばし、美しい場面をゆっくり味わうことができた。
ご存知の方には言わでもの事だが、炭を売る少年・竃門炭治郎(かまど・たんじろう)の家族が鬼に食い殺され、1人だけ残った妹・禰豆子(ねずこ)も鬼に変貌してしまう。炭治郎は、家族の敵討ちと禰豆子を人間に戻すために、禰豆子を連れて旅立ち、鬼殺隊入隊を目指して修行するという、少年の成長物語である。
過酷な修行を可能にするのは、失った家族への炭治郎の想いの深さで、「俺は長男だから我慢できた」と修行に励み、「自分にできなくても/必ず他の誰かが/引き継いでくれる/次に繋ぐための/努力をしなきゃならない」と仲間を鼓舞したりする。
コロナ禍での昨年の映画興行収入がここ20年で最低を記録した中で、『鬼滅の刃 無限列車編』は桁違いの断トツ1位だった。なぜこんなにも若い人たちの心を鷲掴みにしたのだろう。
作品中かなりの部分を占める戦闘のシーンは、私は苦手だが、若い人にはカタルシスを与えるのかも知れない。運動会の徒競走で順位をつけないとか、最近の「桃太郎」は鬼と仲直りするなどと聞いたことがあるが、遊びや童話の中で戦いや競争の代理体験をしておくことも人生の機微を学ぶ大切な機会である。
もう一つは、作品にあふれる日本的要素だ。今や暮らしから消えてしまった市松模様や麻の葉模様の着物の美しさ、障子や畳の創り出す和室の簡素な美に若い人たちが心ひかれるのではないだろうか。
だとすれば、私たち大人にはこういう欲求に気付かなかった責任があるかも知れない。鬼伝説や刀剣の由来を伝える能や歌舞伎が、「お能をパリへ」とか、「歌舞伎をニューヨークへ」と銘打って海外公演を打つ。しかし日本の若い人で、能や歌舞伎を見たことがある人はとても少ないだろう。
では、能楽発祥の地・奈良で出来ることは何だろう。例えば、県内の小学校で、必ず謡か仕舞、あるいは笛、小鼓、大鼓、太鼓のどれか一つの楽器が出来るようにする。先人たちが守って来た伝統を次世代に繋ぐこと、作者が伝えたいことの一つだ。
作者の筆名「吾峠呼世晴」は、「ごとうげ・こよはる」と読ませるようだが、「呼世晴」は「来よ、春」つまり「春よ来い」と聞こえる。今この瞬間にも、新型コロナウイルスと戦っている医療や接客業の現場、放射能汚染と戦う原発建屋で、命を懸けて「鬼」と戦っている若者たちへの作者の祈りだと思う。
本欄は、1月にお休みを頂いたので、今回が第1回目。本年もどうぞよろしくお願いします。
・・・・・・・・・・・・・・・
かわしま・かずほ
元大阪芸術大学短期大学部教授。
=次回は3月12日付(第2金曜日掲載)=
メモ 集英社ジャンプコミックス 吾峠呼世晴著『鬼滅の刃』全23巻。映画『鬼滅の刃 無限列車編』TOHOシネマズ橿原。橿原市曲川町イオンモール橿原サウスモール3F。電話050(6868)5031。
崇道天皇八島陵からすこし東へ行くと、嶋田神社に着きました。画像はクリックすると拡大します。
古市廃寺や古市城の説明板。
見晴らしの良いところでお弁当の休憩。生駒山がよく見えます。
白山ひめ神社
あちこちの要所要所に案内表示がきちんとされています。2カ所ほどイノシシよけのフェンスがありましたが、ドアをあけて通行できました。
横井廃寺跡の説明板。
陸軍の旧射撃場(現在は自衛隊の射撃場として使用)とか陸軍墓地があるようです。
鹿野園の由来の説明板。
鹿野園八阪神社。
白毫寺遺跡(高円離宮推定地)、鹿野園石器散布地などの案内板。
白毫寺町に近づいたところで一部道路工事をされていました。で、白毫寺には直接いけませんでしたので、高円高校横を通り、住宅地を通り
奈良教育大にたどり着き、最後は喫茶みりあむへ。(所要時間3時間でした)
今回活用させて頂いた、山の辺の道「奈良道」を守る会のMAPですが、ブログへの掲載のご了解を事務局長様に得ましたので以下に紹介します。どうもありがとうございました。(MAPをクリックすると拡大します)
(終わり)
先日、山の辺の道の「奈良道」の写真コンテスト(入江泰吉記念奈良市写真美術館)に2枚も入選したという友人Yさんからの案内で、奈良市中部公民館2Fの展覧会を見に行きました。奈良から帯解辺りの山の辺の道ぞいのすばらしい写真が50枚ほど展示されていました。
説明パネルのMAPを眺めていたら、そのMAPと説明の書いたパンフをちょうど1冊あるからといただくことができました。ありがとうございました。
素晴らしい冊子を作られた、山の辺の道「奈良道」を守る会のホームページです→https://www.yamanobenara.com/
いままで桜井市から奈良市の帯解までは何回かに分けて、かぎろいウォークや奈良まほろばソムリエの会の友人がガイドをしてくれてウオークしたことがあるのですが、最後の帯解から奈良市内までの山辺の道は通して歩いたことがありませんでした。
ちょうど祝日に、とても穏やかな天気に誘われて、MAPと弁当を持って天理街道の下山町までバスで行きました。まずは以前も行った、すぐ近くにあるベンショ塚古墳に登りました。頂上部は神社の祠があります。360度見渡せますが、めざすべき若草山方向です。
しばらく歩いてまずは円照寺へ。こちらは奈良の三門跡のひとつです。拝観はできませんので門のところまで。華道の山村御流の家元です。
山村御殿とも呼ばれています。
また西国三十三ヵ所。弘法大師をお祀りされていました。
竹藪をすぎて大川池塚古墳、池の真ん中が古墳です。銅鐸も発掘されたということです。
再び戻って、円照寺参道から、山の辺の道へ。これが目印です。
北へ歩くと、向山地蔵がありました。
道中、白梅も咲いていました。
八島町、道の真ん中に、これが巨石と思われます。
崇道天皇八島陵
(続く)
11日から14日まで、なら瑠璃絵がはじまりました。ことしはコロナ禍のため、縮小して行われるとのことでしたが、11日最初に17時から
奈良公園の県公会堂(奈良春日野国際フォーラム~I・R・A・K・A)で、東大寺、春日大社、興福寺の三社寺の長老、宮司、貫主の鼎談が行われました。1時間あまり、いいお話でした。
18時過ぎ、鼎談が終わって外に出ると辺りは瑠璃会の明かりがきれいについていました。
東大寺、春日大社、興福寺では14日まで夕方祈りを捧げられ、明かりがともされているということでした。くわしくはホームページをご覧くださいということです→https://rurie.jp/
興福寺。
最終日の2月14日は、奈良公園の141回目の誕生日ということです。
奈良まちづくりセンター 二十軒 起夫理事長から案内を頂きましたので紹介します。
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2月28日(日)に、「奈良町家の現状を探る」と題したシンポジウムを開催します。
1985年から2020年に奈良町の町家が、1947件から752件まで減少しました。(61%減少)
シンポジウムの概要は、添付チラシをご覧下さい。
参加申し込みは、奈良まちづくりセンターまでお願いします。
公益社団法人
奈良まちづくりセンター
〒630-8333
奈良市中新屋町 2-1
奈良町物語館内
TEL: 0742-26-3476
FAX: 0742-27-0969
Email: nmc@m4.kcn.ne.jp
なら国際映画祭からの紹介です。
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2021年2月のならシネマテーク
【上映作品】※二本立て同時上映
●「なら国際映画祭2020」インターナショナル コンペティション出品作品「ビクティム(たち)」
●ショートショートフィルムフェスティバル&アジアセレクション出品作品「種子 seed」
詳細はこちらに記載。 https://nara-iff.jp/cinematheque/1446/
******************
【日時】
�2月12日(金)…11:00〜/14:00〜
�2月13日(土)…11:00〜/14:00〜
�2月14日(日)…11:00〜/14:00〜
【場所】�東大寺金鐘ホール�(奈良県奈良市水門町100番地 東大寺文化センター内)�※シネマテーク用の駐車場はございません。
【アクセス】�JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車徒歩5分
【料金】�当日券:一般1,000円�奈良市民・奈良市内勤務・60歳以上・学生・*ハンディキャップ�(*の同伴の方一名様まで同額)割引として500円
上映一時間前より当日券販売(先着順)
各回入替制
前売り券:https://passmarket.yahoo.co.jp/.../detail/01mtfasxvkb11.html
「ビクティム(たち)」
監督:レイラ・ジューチン・ジー | マレーシア|2020年|108分
クアラルンプールで、高校性1名が死亡、2名重症という悲惨な事件が起こる。世間の注目の的となるこの事件。加害者の母は、殺人犯の親として社会の敵となる一方、被害者の母は多くの同情を集める。事件の真実が明かされる時、「メディア時代」に生きる2人の母親は、難しい決断を迫られる。
「種子 seed」
監督:アルヴィン・リー | 中国|2016年|17分
どうすべきかを悩みながらも、「わが子の最後の記憶を感じたい」と、夫婦は車を走らせる。不安を胸にたどり着いたその家には、母親と男の子が2人で暮らしていた。そして夫婦は、男の子が生まれてすぐに父親が家を出たことを知る。男の子に出会うことができた夫婦の胸に去来する想いとは。
【ナビゲータースケジュール】
2/12(金)〜2/14(日)
🎤12日(金)
11:00 中野聖子、やべたつひろ
14:00 中野聖子、やべたつひろ
🎤13日(土)
11:00 としおかたかお、ふぃむ
14:00 としおかたかお、ふぃむ
🎤14日(日)
11:00 桝崎徹
14:00 桝崎徹
*******************
※新型コロナウイルス感染拡大の影響により日程、会場等の内容を予告なく変更する場合があります。ご来場の前に必ず公式サイト(https://nara-iff.jp)をご確認ください
#映画 #映画好きと繋がりたい #シネマテーク #アジア #中国 #マレーシア #なら国際映画祭 #個人会員は無料 #法人会員は福利厚生のう一貫としてご利用ください #ただいま4月入会会員募集中
正月の新聞でふと眼に止まった映画案内です。2021年1月から全国でロードショーとのことです。
コロナ対策にマスクを二枚重ねて着けて大阪の十三の第七芸術劇場へいってきました。朝10時からの1回だけの上映です。
映画は、京都でも始まっています。
「僕の父は炎、僕の母は土。父と母はどのように出会い、僕は生まれたのだろう?」
星空のもと、盃を重ね自問するのは、器の精霊 “陶王子(とうおうじ)”。陶磁器でできたアニメーションのキャラクターだ。陶王子の夢物語として、映画は展開していく。
地球上の人類の知恵を集めながら発展した「焼き物」=「セラミック」をめぐる、壮大な人類史
映画の公式WEBサイトです→http://asia-documentary.kir.jp/ceramics/
毎日新聞1月3日付、クリックすると拡大します。
土器から陶器、そして磁器、ファインセラミックへの2万年。わかりやすいお話でした。
知っているつもりでも知らないことがあって勉強になりました。また陶磁器は人類が生み出した素晴らしい品であり、製法であること。
とくに職業として扱っている私どもにとってあらためて、陶磁器を自信を持って扱っていくべきだと思いました。
GOTO商店街、三条モール、東向北、花芝のチームのKCN特別番組「○○シカ勝たん」の放映が、一巡しましたということです。
「○○しか勝たん」とは、若者たちの間で使われている言葉で、自分の好きなものを全般的に褒める言葉ということです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
KCN公式YouTubeチャンネルに動画がアップされています。どうぞご覧ください。
三条モール#1
<https://www.youtube.com/watch?v=p2Y1hUx6bNI&list=PLLsmCnOARxUv89LF8qn2nHDXs
9pMjurRQ&index=1&fbclid=IwAR38O8WSa3UGuoJBpTNGL5-_4B3c4jVx8I9PzTgKhCFDG09zLt
X54S6ZRkc> https://www.youtube.com/watch?v=p2Y1hUx6bNI...
三条モール#2
<https://www.youtube.com/watch?v=7i91OfHjask&list=PLLsmCnOARxUv89LF8qn2nHDXs
9pMjurRQ&index=2&fbclid=IwAR3yW8PFL92BaAk8oZ55PK-5m4Hf-vgiBO7f_2yvDhL5UozhwX
SLC4E6-a0> https://www.youtube.com/watch?v=7i91OfHjask...
東向北#1
<https://www.youtube.com/watch?v=oPuY5UwmqBY&list=PLLsmCnOARxUv89LF8qn2nHDXs
9pMjurRQ&index=3&fbclid=IwAR27WAUejUhAWiu5Z_TndaN7Ys5l4tbLzib2QS-oFem5kyD46w
bLKqmlKso> https://www.youtube.com/watch?v=oPuY5UwmqBY...
東向北#2
<https://www.youtube.com/watch?v=wsk67k2ThRc&list=PLLsmCnOARxUv89LF8qn2nHDXs
9pMjurRQ&index=5&fbclid=IwAR15RxcSRDFsV_n_mkP9Ez2GidXnzbbUZrEnvsmoSNfQP1NLfc
2t2P4hQxU> https://www.youtube.com/watch?v=wsk67k2ThRc...
花芝#1
<https://www.youtube.com/watch?v=zahBWEAkI-c&list=PLLsmCnOARxUv89LF8qn2nHDXs
9pMjurRQ&index=6&fbclid=IwAR3jWyOiWpdL8bB_Iw1J5vCNMWLtzOqH8Jny5-jARQUI1bTj30
F5h5UeCxM> https://www.youtube.com/watch?v=zahBWEAkI-c...
花芝#2
<https://www.youtube.com/watch?v=RudiioPtSAg&list=PLLsmCnOARxUv89LF8qn2nHDXs
9pMjurRQ&index=7&fbclid=IwAR0m84sNi07eXOIba37s-qfh5AM4d_CfM_l9azN4ZgdOIORXj-
rJ4eA_Tk8> https://www.youtube.com/watch?v=RudiioPtSAg...
今年の、奈良ちとせ祝ぐ寿ぐ・大立山祭は、コロナ禍のためオンラインで配信でした。実際に平城宮跡ではおこなわれませんでしたが、オンライン配信で講演などを拝見できました。
以下は、2月8日まで限定でまだ見ることが出来ます。わかりやすくておすすめです。
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聖徳太子没後1400年記念講演
〈古代日本と国際交流〉
こちらよりアーカイブ映像 ご視聴いただけます。
https://youtu.be/Z3ksElWsfxc
聖徳太子の始めた遣隋使などの中国大陸との交流が、日本の国家形成にどんな影響を与えたのか。仏教を切り口に、国家事業としての平城京造営に至る歴史を探ります。
◆聖徳太子の遺産 ~遣隋使から遣唐使まで~
講師:奈良女子大学 准教授
河上 麻由子先生
1980(昭和55)年北海道生まれ。2002年北海道大学文学部卒業。08年九州大学大学院人文科学府 博士後期課程単位取得退学。14年より現職。著書に『古代日中関係史-倭の五王から遣唐使以降まで』『古代アジア世界の対外交渉と仏教』。
このほど旧知の大槻旭彦さんが「奈良 高畑界隈―その歴史と伝承-」を刊行されました。
大槻さんは地元奈良のお生まれ、わたしの学校の先輩です。小西商店街の中通りで長らく喫茶アカダマをされていました。多くの奈良を愛する内外の学者や著名人も訪れる喫茶店でした。
いまは「ことのまのあかり」に貸されています。
大槻さんは、奈良まほろばソムリエ(奈良検定の最上級者)の資格を真っ先に取得されたり、奈良大学文学部で再度勉強されたり研究されたりしておられます。大学の卒業論文は春日大社のことだったように伺っています。奈良大学の卒業論文に続く労作と拝察しました。
「奈良 高畑界隈ーその歴史と伝承-」を 早速拝読させていただきました。
高畑界隈の歴史を深く掘り下げられており、今まで、ぼやかされた表現であったり、そこまで追究されていなかったことを、克明な研究を重ねられていると思いました。私自身グレーであったり、わからなかったところに解明の光があてられたように思います。飛鳥の頃から奈良時代、そして平安、中世、江戸時代、明治以降と少しいろいろなことがつながったような気がします。また大乗院が当初から現在地にあったのではなくもっと北にあったこと。県の公会堂あたりに野田と書かれた地図を以前見たことがありましたが春日の社家の北でしたか最初は高畑ではなく北にあったことなどはじめて知りました。元興寺や紀寺のお話も興味深いものでした。七御門なども。
清水通の頭塔は何度も訪れていますがやはり下には石室があることもはじめて知りました。また奈良教育大学にある古墳も訪ねましたが、吉備真備ゆかりだったことも話の中でつながりました。
赤乳神社に白乳神社も名前だけは知っていましたがおおよその場所もわかりました。清水通がかつて柳生街道の入り口で商いで賑やかであったことなどもなるほどと思いました。
第二部の梅木春和さんらの伝承、高畑の古老の話を記録しておくことも大切だと思いました。
大槻さんは「先々代の鏡神社宮司の梅木さんが収集された数々の伝承を知って、背景を調べて行く中で、今、これを本として記録を残さねばいけないと、使命感を抱くに至り、思い切ってこの度出版に踏み切りましたが、それでも、正直、専門家でもない私が、厚かましくこのような本を出して良いか逡巡する気持ちがあったのですが・・・」と語られていますが、大槻さんなくしてこういう伝承は伝えられなかったと思います。
大槻さんは、春日大社のこともくわしく書かれています。高畑界隈には春日大社のつながりのある人がいまもたくさん住んでおられます。
多くの方ともわたしも子どもの頃からお付き合いがあることも感じました。奈良の濃い人のつながりだと思いました。大槻さんもたくさんの人とつながりがあることをこのたびあらためて思ったとおっしゃっています。
ともあれ、研究、執筆、出版たいへんな労作だと思いました。ありがとうございました。多くの方に読んで頂きたいと思います。
もくじ
■第一部 高畑の変遷
一 新薬師寺から高畑へ
二 元興寺と奈良町
三 紀 寺
四 興福寺と高畑町
五 春日の社家と中臣氏
六 鹿島の中臣氏
七 藤原氏と大中臣氏
八 高畑の社家町の形成
九 明治以降の高畑
■第二部 高畑に残る伝承とその背景
一 破 石
二 吉 備 塚
三 清 明 塚
四 鏡 神 社
五 頭 塔
六 吉備真備・玄昉・阿倍仲麻呂・広嗣と高畑
七 不空院・イガミ御霊さん・井上内親王
八 赤穂神社・氷上夫人・比賣塚・十市皇女
九 俊 寛・俊寛田・藤間家
十 閼伽井庵・隔夜堂(隔夜寺)
十一平 景 清
十二 一之井・修験道・高円山
十三 柳堂地蔵・下高畑町
■おわりに
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■A5サイズ 120ページ。販売価格 1,500円(内税)
著者紹介より。
大槻旭彦(おおつきてるひこ)さん
1945年 奈良市生まれ。
1967年 同志社大学経済学部卒、考古学研究会所属。
2013年 奈良大学文学部文化財歴史学科卒。
奈良市で祖父の創業した昭和4年創業のアカダマ薬局を受け継ぎ、1973年から父の後を継ぎコーヒー店アカダマを40年経営。
元南都楽所楽師、前奈良県かるた協会会長、奈良まほろばソムリエ。
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なお本は以下で購入できます。初版がすでになくなりつつあり、目下増刷中かもしれません。
通販のURLです http://nara-furukoto.shop-pro.jp/?pid=157046346
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(追記)
第2刷ができあがり、小西通りの啓林堂・奈良店の奈良コーナーに並べられました。光栄にも私の歌集「大和まほろば」も一緒です。
友人の紹介で、よく売れて手に入れにくくなっているという、黒木登志夫さんの「新型コロナの科学」を啓林堂・奈良店でうまく手に入れることが出来ました。
コロナの乏しい知識の者でも、比較的わかりやすく書かれていました。新書版にしては300ページを越す内容の豊富な本です。
中公新書、940円+税
素人ではわからないところは飛ばして読みました。
30カ国以上の分析から見えてきたのは、「新型コロナをコントロールできない国は、経済のダメージも大きいという」という事実である。
今後の新形コロナの進展に関しては、著者のブログ「コロナウィルスarXiv」が『山中伸弥による新形コロナ情報発信』に転載されているので参考にして欲しいとのことです。→https://www.covid19-yamanaka.com/cont2/main.html
目次です。画像をクリックすると拡大します。
かねてより お世話になっている BENIOさんからのメールです。
おひとりさま歓迎。とくにコロナ禍のいましずかに食べましょう、飲みましょうというメッセージをこめたPOPです。
鹿さんがなかなか良い表情です。モデルはBENIOさんだろうな、との世間の評判です。
「前回と同じく、東京のデザイナー、小西景子さんが描いてくれました。ご自由にお使いください」との事です。
ヘップバーン風https://www.dropbox.com/s/5f76sbzs43078o4/ohitorisama.jpg?dl=0 静かなるごはんhttps://www.dropbox.com/s/y0e8hdz3v1apsud/shizukanaru_gohan.jpg?dl=0 シチューhttps://www.dropbox.com/s/778c7pdhierapzi/shizukanaru_stew.jpg?dl=0 吉田類風https://www.dropbox.com/s/9gsqo181tbv3euv/shizukanaru_sake.jpg?dl=0
1月23日の奈良新聞で眼に入ってきたのは、旧知の柳生観光協会会長の三浦孝造さんです。
有名な一刀石のある柳生のことは最近、人気アニメ「鬼滅の刃」で有名です。訪れる人も増えているそうです。
そこでオリジナル金平糖を商品化したとのこと。袋入りと箱入りがあるそうです。
柳生観光振興にますます頑張っていただきたいと思います。
奈良市内から車なら30分もあれば行けます。以前タクシーで6000円ほどでした、乗り合わせもおすすめです。奈良交通のバスも走っています。
以前にJR笠置駅から歩いて笠置寺を参拝してさらに、柳生の三浦さんの経営される、おやど「三浦」に特別注文して、いのしし鍋をいただいたことがあります。良いハイキングでした。
柳生観光協会のホームページです→https://www.yagyukanko.com/
最近作られたという柳生の年表はよくできています。→柳生年表
前日来の雨でしたが23日若草山焼きが行われました。オンラインで見ました。
たいまつづくりや消火栓の点検など前日までの準備の様子が伝えられました。
若草山麓の野上神社と磐座に、春日大社の神官による神事、祝詞奏上のあと、興福寺、東大寺僧侶らによる般若心経が唱えられました。
そのあと、春日大社今井裕次禰宜、ザイレ興福寺録事、佐保山東大寺録事からそれぞれ含蓄深いお話がありました。
点火の前に1分間のサプライズ花火。
点火されましたが、たいまつは燃えているものの雨に濡れた草の若草山はあまり燃えませんでした。
ことしの山焼きはおうちで見てね、との通り、わたしも1時間以上パソコンの中継を見ました。神事などは初めて拝見できました。
消防関係の方や関係者の皆さん、雨の中お世話様でした。
YOUTUBEに以下アップされたようです。
https://www.youtube.com/watch?v=kUfyMn0Li_I
保山さんからのメッセージです。WEBでの募集も始まりました。
https://event.nara.jp/sp/hozan/feb
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【上映会のお知らせ】
2月14日(日)午後3時から奈良公園バスターミナルレクチャーホールにて。参加費は2,000円となります。
2月14日は奈良公園の誕生日ということで、テーマは奈良公園です。
ゲストに興福寺の辻明俊様、奈良公園室長の竹田博康様
二胡の木塲孝志様、チェロの田村賢一様をお迎えします。
前回同様に広報は控え、会場定員の3分の1となる100名の入場定員とします(とは言うものの、1月上映会では100名の定員に入場者は50名以下でした)1月の上映会と同様に安心してご参加いただける環境を大切にしたいと考えています。
緊急事態宣言が発出された状況でも、それらの都府県では、中止になるイベントもありますが、今も多くのイベントが開催されています。その一方で外出自粛要請。
時短休業補償や給付金では足りないと嘆いている人、休業補償で大喜びしている人、その一方で休業補償のない業種は少なくありません。
コロナの影響を受ける人、受けない人、その格差がどんどん広がっています。
職を失った人、医療従事者、コロナで影響を受けている人は、本当に苦しいでしょう。私もその一人です。
これまで懸命に頑張っては来ましたが、私にも限界があります。
経済的にも、病気にしても、人間関係も、最近は辛いことばかりです。
でも、上映会をやめないのは、それが私に残された最後の希望だからです。少しでも希望があるからこそ前を向ける。私はコロナ禍でいろんなものを失くしました、奪われました。
これから先、コロナが続くようであれば、私は生きていく手段がもう思いつきません。
もし、奈良県に緊急事態宣言が発出されれば、上映会は中止とします。最後の希望を見失わないために、希望を奪われるまでは、希望を持ち続けます。
2月14日の上映会、よろしくお願いします。
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【2月上映会受付開始しました】
ウェブでの受付を開始しました。
https://event.nara.jp/sp/hozan/feb
2月14日(日)午後2時開場、午後3時開演、午後5時終演
奈良公園バスターミナル レクチャーホール
定員:100名 参加費:2,000円 全席指定 当日精算
*ウェブ申し込みで完売の場合は当日販売はありません。
ゲストに興福寺の辻明俊様
二胡:木塲孝志
チェロ:田村賢一
ピアノ:すみかおり
司会:中川直子(ならどっとFM)
よろしくお願いします。
奈良経済新聞は、ツバメのねぐら入り展を伝えていますので紹介します。
1月23日から平城宮跡歴史公園「平城宮いざない館内」(奈良市二条大路南3、TEL 0742-36-8780)にて。
写真は以前、ツバメのねぐら入りを見学の時に撮影したものです。黒い点がツバメですが、実際はもっとたくさん飛んでいました。
素人ではなかなかあの迫力を撮影できませんでした。
(以下は奈良経済新聞→https://nara.keizai.biz/column/6/?fbclid=IwAR3Kegqc5VsgH9aq0IEMNq3GhrP1dM9yTcxob5zkp310fe9nJv92OONDRXQ
より引用)
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「奈良ツバメねぐら研究部」は、2020年度観察報告パネル展示「平城宮跡で寝るツバメはどこから集まって来るのか? ~6万羽のねぐら入りルートを探る~」を、1月23日から、平城宮跡歴史公園「平城宮いざない館内」(奈良市二条大路南3、TEL 0742-36-8780)で行う。2020年の夏に参加者を募り行った調査「STAY HOMEでできるツバメ観察」で得られた記録。
平城宮跡のヨシ原にはツバメが夜を過ごす「集団ねぐら」が毎年形成されることで知られる。最盛期の7月下旬~8月には最大6万羽のねぐら入りが確認されている。
同研究部メンバーは岩井明子さん、西田好恵さん、三輪芳己さんの有志3人。岩井さんは、平城宮跡でツバメのねぐら入りの観察記録を2012年から取り続けている。春の渡りの途中に立ち寄るツバメが「春ねぐら」を形成する時期(早春)~子育てを終え全てのツバメが南下するまで(秋)のほぼ毎日観察し、ねぐら入り総数などを記録してきた。
「この9年間で平城宮跡のねぐらに集まるツバメの総数が増加傾向にある。その原因の一つとして、他のねぐらが開発によって消失した影響があるのではないかと考えている」と岩井さんは話す。
ねぐら入りを観察しているとさまざまな疑問が湧くといい「ツバメはどこから平城宮跡に集まって来ているのか」「ねぐらを失ったツバメが本当に平城宮跡に来るのか」を昨年から同研究部で調べている。コロナ禍で、たくさん人が集まる従来の観察会に代わり、STAY HOME企画として家や近所で平城宮跡に向かうツバメを観察して移動のルート(ツバメルート)を探ろうと、「奈良つばめねぐら子ども研究部」と「日本野鳥の会奈良支部」などに調査への協力を呼び掛け、延べ118人・47地点の記録が集まった。
岩井さんは「ツバメに関するパネルを展示する。大人も子どもも楽しめるように心がけたので気軽に立ち寄ってもらえれば」といい、「ツバメの生態やねぐら入りの理解を深めるきっかけになれば」と思いを込める。
開催時間10時~18時。入場無料。2月28日まで。2月8日は休館。
20日、もちいどのセンター街の新年祝賀パーティーは、いつものようにホテルで飲食を伴うパーティ-ができないということで、場所は、もちいどのセンター街にあるきらっ都・奈良(bonchi1F)で行いました。
どのように行うか、皆で知恵を出し合った結果、大人数を避けるため、全体を2回にわけて行いました。
いつもはたくさん来て頂く来賓の方を招待することも今回は失礼させて頂き、商店街の人だけで内輪でおこないました。
そしてまずもちいどのセンター街にある、ならどっとFMでも毎週パーソナリティーもされている太神楽の宝来家玉之助さんに来てもらって祝儀の芸をいろいろしてもらいました。
獅子舞です。
10分間という短縮した中での芸はさすがでした。たいへん盛り上がりました。
昨年の今頃は、徳勝龍が優勝で盛り上がっていた頃にコロナの報道があったこと。1年間コロナでたいへんだったこと。まず消毒薬を商店街各所に配置したこと、マスクのない頃商店街でまとめて購入して原価で皆さんに配布するなどいろいろコロナ対策をしたこと。
商店街の多くのイベントなどは中止にせざるを得なかったこと。その中で東向・小西の商店街と一緒に三商店街のGOTO商店街は経済産業省に早期に採択され実施できたこと、そしてこの2月には新機軸の販促事業をおこなうこと(くわしくは副理事長から)、たいへんな時期、もちいどのの底力を発揮して皆で協力し合ってがんばりましょう、という趣旨のあいさつをさせていただきました。
そしてくわしい2月の販促事業を副理事長から説明してもらいました。
そして会食は出来ませんので、商店街の飲食のお店の心づくしのお持ち帰りの特別料理を参加者全員抽選によって、中華、洋食、和食いろいろを当てて頂きお持ち帰りでおうちで楽しんで頂きました。
たいへんな時期ですが、コロナにも気をつけて、中止することなく、楽しく商店街の新年祝賀パーティ-を終えることが出来ました。
たいへんな時期ですがお互いがんばりましょう。
20日、所用で東大寺にいきました。1月とは思えない良い天気です。
二月堂からの風景。
東大寺大鐘前の鹿鳴園に入りました。入口の秋艸道人(會津八一)の額です。
おすすめのわらび餅を注文。注文してから作られるそうです。甘さ控えめでとてもおいしくいただきました。600円。
お目当ては写真家の皆さんから案内いただいていました修二会の写真の展示です。存じ上げている写真家の方の写真を撮らせてもらいました。
素晴らしい写真ばかりです。今年はコロナ禍のなか、修二会を続けていくために、12日から14日のおたいまつの一般見学も出来ませんし、いろいろな修二会の場面も拝見は制限されます。代わりに、いままでの修二会の写真を展示されています。
いろいろな場面の写真が展示されています。左は上司永照師でしょうか。右の写真は二月堂内の達陀(だったん)のクライマックスの場面です。
撮影は野本暉房さん。ちょうど24日(日)には学園前の西部会館市民ホールで写真の展覧会と講演会が開かれます。11日の鹿鳴人のつぶやきをご覧ください→ブログ
上の写真は、いつもは14日に行われる、すべてのたいまつが前を担ぐ人のお尻を焦がすかのようにくっついてつぎつぎに登っていき、たくさんのたいまつが一度に並んでいる、有名な「尻付けたいまつ」です。見ている人がシルエットで映し出されていて素晴らしい写真だと思います。撮られたのは脇坂実希さんです。
そして店内の秋艸道人の書かれた店の名の額です。
1月30-31日の奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつりは、コロナ対策の為、今年は映像プログラムのみでの開催と決定したようです。
今回配信されるプログラムは、没後1400年を迎える「聖徳太子」や奈良の歴史をテーマとするシンポジウムや講演、福本愛菜をゲストに迎えてのトークショー、そして御斎会の再現映像と なっています。ステイホームをしながら、奈良の歴史や魅力をたっぷりお楽しみください。
今回の配信映像や、ライブ配信は全て大立山まつり公式youtubeチャンネル「奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり大立山まつり」より配信いたします。
ライブ配信は下記のスケジュールに沿って30日のみ実施いたします。31日以降はアーカイブ映像にてお楽しみください。
※一部の映像は、30日と31日の限定公開とさせていただきます。
※プログラム詳細は、決定随時HPにてお知らせさせて頂きます。
ホームページです→ https://hoguhogunara.jp/
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